こんちわーMUDDYです。
さて、世界で一番売れたバイクと言えば・・・
皆さんご存じ
ホンダ・スーパーカブ!
働くバイクの代名詞!
旅のお供になんて方にも人気!
そんなカブも使っていれば当然パンクもします。
仕事中に、
旅先で、、
トラブルはいつだってお構いなし!
知っててよかったタイヤ交換。
今回はみんな大好きスーパーカブの
リヤタイヤチューブ(タイヤ)
交換をしてみたいと思います。
スクーターなどとはちょと造りが違い
何となく難しく感じますが
思いのほか簡単です。
是非トライしてみて下さい。
ちなみに現行のカブとはつくりが違います。
旧FIカブ以前のモデルです。
(リトルカブも今回の内容は基本的に同じです。)
用意する物
交換用チューブ・2.25 2.50 17インチ
カブの場合前後同じチューブでOKです。
(ノーマルタイヤサイズの場合)
カブ乗りの方は一本常備しておいてもいいかも!
リムバンド17インチ用
感想(30件) |
IRC 井上ゴム カブ スーパーカブ 2.00-17 2.50-17 200-17 250-17 タイヤ リムテープ リムバンド 17インチ 519265 あす楽対応 お買い物マラソン 開催
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IRC NR74 2.50-17 4PR WT スーパーカブ100 C100 コレダ スクランブラー50 YB-1 Four V80メイト タウンメイト80 T80 リア リヤ タイヤ 後輪
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工具類
23メガネレンチ
19メガネレンチ
14メガネレンチ
12メガネレンチ
10メガネレンチ
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ニッパー
タイヤレバー(できれば二本)
ビートワックス(なければ石鹸水)
エアーバルブムシ回し
今回の車両はパンクの為チューブ交換になります。
ですので今回の作業ではタイヤは再使用しますが、
タイヤを新品にすれば
タイヤ交換と作業は全く同じです。
ちなみにカブのタイヤはチューブタイプ
を選択しましょう!
ホイールを外す
まずは始めにセンタースタンドをかけ
ホイールを外していきます。
この作業はまず、
ブレーキパネルを外す為、
ブレーキロッドを外します。
赤矢印のようにブレーキカム前側にを押し込み
ナット(黄色)緩めると外しやすいです。
ナット(黄色)を外したら
タイコとロッドのスプリングも外します。
その際、リヤブレーキを手で踏み込む状態
にするとロッドが前側に移動し、
ブレーキカムから外れやすいです。
(バイク倒さないように注意です)
外れたらタイコ・スプリング・アジャスタナットを
無くさないように保管しておいてください。
次にブレーキパネル下のナットを外す為
割りピンを抜きます。
割りピンはこのようにニッパーを使い
真っ直ぐに直し、
テコの原理で抜くと簡単に抜けます。
(割りピンは基本的に新品交換)
あとはナットを緩めます。
ブレーキパネル下のボルトとナットを外し
トルクロッドとの連結を切ります。
外側からナット・ワッシャー(金座がね)・ゴムの順序です。
ナットの外れたボルトを
パネル側に押し込むとポロっと外れます。
パネルの裏側にボルトの頭が入るように
6角になっています。
これらも無くさないようキチンと保管します。
次はアクスルシャフトを抜きます。
ブレーキ側のチェーンアジャスタナットを
少し緩めておきます。
(赤矢印部)
シャフトの頭とナットを14mmと19mmの
メガネレンチで緩め抜き去ります。
シャフトを抜く際はホイール、
ブレーキパネル・カラーが
落ちないように注意してください。
またこの時パネルとスイングアームの間の
カラーをなくさないように注意です。
いっきにシャフトを抜くと
「ガッコ!!」って
外れてキズになります。
さらに、カラーがコロコロ転がって
あれれっ?ってなります💦
ここまで抜けたらホイールとパネルを押さえつつ
ホイール車体右後ろに抜きます。
この際、注意が必要で、
構造は👇ような形になっています。
ホイールを外す際、
ハブダンパー
(黒いゴム部品、上記写真)に
ハブの突起がはまっています。
この突起がダンパーから外れないと
ホイールが抜けてきません。
また、外している最中にダンパーが
ホイールからはずれてしまうことがありますが
組付ける際は忘れずにホイール側にはめ戻します。
また、このダンパーがつぶれていたり
変形しているときは交換になります。
ついでにホイールを外したらベアリングの
ガタを確認しておきましょう!!
指を突っ込んで「グリグリ」回し、
引っ掛かりもなくスムーズに動けばOK。
ここまでくれば半分終わりです。
タイヤ交換(チューブ交換)
ここからはホイールからタイヤを外し
チューブを交換していきます。
チューブの空気を抜き
チューブを留めている12mmのナット緩めます。
エアーが完全に抜けたら
タイヤのサイドを押し込む感じで
ビートを落とします。
(両側)
この時ホイールとタイヤの隙間に石鹸水
を流し込むとよりスムーズです。
カブの場合、エアーを抜くと
大抵すぐにビート外れます。
手でタイヤのサイドをホイールの溝に
落とし込んでいきます。
この際、ホイール等の傷を防ぐため、下に何か敷いた方が思いっきって作業できます。
ビートがホイール内側に落ちたら
タイヤとホイールの隙間にレバーを入れタイヤを
外していきます。
焦らず!慎重に!少しずつ!
ホイール内側に落ちたビート部分を
タイヤレバーを使い
てこの原理で外側出します。
⚠️⚠️注意⚠️⚠️
チューブの穴を塞ぎ、チューブを再使用するような場合、
はチューブをタイヤレバーで切らないように
十分注意してください。
タイヤレバーをホイールに差し込む際、
またタイヤをホイールの外に出す際に
チューブ切りやすいです。
通常のパンクですとチューブ自体をパッチ(補修材)によってふさぐパターンの修理方法もありますが、今回はチューブ自体を交換します。理由は後述しますが、チューブ交換の方が間違いはないです!
タイヤのサイドが半周位出し切ると
あとは手でスルスル出てきます。
(モノにもよりますが・・・)
片側出たら
チューブを外します。
今回はこの部分👆でチューブが
破れていました。
(再使用はできないタイプのパンク)
*このパターンがあるため
出来る限りチューブ交換を推奨
とりあえずタイヤ外しを続けます。
もう片方のビートも
初めにビートを外した方向へ外していきます。
👇赤矢印の隙間にレバーを差し込み
レバーの先端を奥側のリムに引っかけ、
レバーをテコの原理を使いホイールを乗り越えさせます。
ここまできたら
体重をかけ一気に外していきます。
ホイールを立てて
外れかけたタイヤを下側に押し込むと
簡単に外れます。
タイヤとチューブとホイールのチェック
ちなみに今回はパンクの原因は
チューブの破れでした。
エアーの不足によるチューブのヨレだと思います。
タイヤ外側は
目視により刺さっている
異物が無いかを確認していきます。
タイヤ内側は
ウエスなどを使い、
内側にウエスを通し
引っ掛かりが無いか?
異物の混入が無いか?
を確認します。
何かあれば必ずそれを取り除くようにします。
チューブを外してバルブに問題がない場合や、異物が刺さってパンクしたような時はタイヤに刺さっているものが無いかよく確認します。これを怠るとせっかくパンク修理たのにまた直ぐにパンクする可能性があります。念入りに行います。
せっかくタイヤが外れている状態なので
ホイールのサビもチェックし、
なるべくサビを落としておきます。
サビた鉄片もチューブにとってはよくありません。
問題が無ければ組付けていきます。
組付け
ホイールを横にしてタイヤを用意。
(新品タイヤに交換する時も同じ)
まずはタイヤのローテーションを確認。
(回転方向・回転方向がないタイプもあります。)
タイヤにバルブの位置のマーキングがあるものは
ホイールのバルブ穴と位置が合うようにします。
ホイールにリムバンドを装着します。
リムバンドには必ずバルブの穴が開いていますので
それをホイールのバルブ穴と合わせます。
自分のやり方なんですが、
チューブのバルブの所だけをまずタイヤの内側に入れ込みます。
次に裏側(見えていない方)のビートをホイールに組みます。
タイヤの内側のスペースにちゃんとチューブの
バルブ回りがが入り込むようにしていきます👇
この状態から裏側のビートを組んで行きます。
裏側のビートがホイールのリムに組み込めたら
チューブをタイヤの内側のスペースに入れていきます。
必ず手で行ってください!
ねじらないようにゆっくり、慎重に、、
この時、指をチョキの状態でチューブを挟んで入れるとねじれにくいです。
全部入ったらなじれがないかよく点検し、
問題なければもう片方の
表面側のビートも入れていきます。
チューブの破損を防ぐため
なるべく手と足を使って入れていきます。
入りにくい時はビートクリームを
追加で塗ってみると入りやすいです。
ビートクリームが無い場合は
食器洗剤を薄めたものでも代用できます。
ビートが入った部分は足で押さえつつ
チューブの挟み込みに注意しながら
手で少しずつ左右のビートを入れ込んでいきます。
どうしても手で入らない時は
レバーを使い、慎重に入れます。
レバーの先端でチューブを切らないように
細心の注意を払います。
⚠️⚠️⚠️注意⚠️⚠️⚠️
この時タイヤレバーを奥まで差し込んでしますと
レバーの先端がチューブにあたり
タイヤを入れ込む際にレバーの先端と
ホイールでチューブを挟んでしまい
切れてしまいます。
ビート部分が全部ホイールに入り込んだら
ビートとホイールの間にチューブが
挟まってが無いか全周チェックします。
問題が無ければ
バルブのナットを締め
エアーを入れビートが全て適正になれば
タイヤ組付け終了です!
注意
なかなか確認線までビートが
上がってこない場合、必要以上に空気を入れると
破裂の恐れがあります。
その際は一度空気を抜き
石鹸水などをホイルとタイヤの隙間に
塗ってあげると出やすくなります。
ホイール組付け・チェーン調整
タイヤが組めたら
車両に取り付けていきます。
👆ハブの突起部
外した時の逆の手順で車両右後ろ側から
ホイールとブレーキパネルをセットし
ハブの突起にハブダンパーの溝を合わせ、
ブレーキパネルのカラーをセットして
右側からシャフトを通します。
慣れないと結構カラーが落ちやすく
イライラポイント。
うまく入ったらシャフトのナットを仮止めし
ブレーキ関係を組付けます。
分解した時と逆の順序で
ブレーキパネルとトルクロッドの連結。
忘れないでくださいね!
ブレーキロッドの組付けを行います。
ブレーキは踏みしろが少し変わるかもしれません。その際はこのナット(黄色)で調整します。
チェーン調整が終わった時点でもう一度確認します。
これが組めたら
チェーンの点検・調整をしていきます。
チェーン調整
カブのチェーンはフルカバード仕様で
外側からチェーンの状態が
見えないようになっています。
カバー下側の小窓のキャップを外し
(ハマっているだけ)
チェーンの状態を確認します。
この車両は調整が必要でした。
車両に書いてある規定値はこちら👇
チェーンのたるみ具合は、チェーンの場所によって違いがあります。点検の際は1か所だけではなくチェーン全体で張の具合を点検します。一番張っている場所を基点に調整します。
全周に渡り点検。
大抵の場合、ゆるい所と
張っている所があります。
確認出来たら調整していきます。
ホイールを付ける際に挿したシャフトのナット側の
さらに内側に23mmのナットがあります。
これを少し緩め調整していきます。
厳密にはカバーを外したほうがより分かりやすいのですが
今回はこのまま。
ちょっと我流です。
23mmのナットは外さないでください。軽く緩めるだけです。
10mmのアジャスタナットを締めこんでちゃんとチェーンが張ってくれば大丈夫です。23mmのナットは緩めすぎると調整中の動き過ぎて、かえって調整しずらいです。
逆に緩めてタイヤを後ろ側から
緩めた23mmのナットのアジャスターの
10mmのナットを少しずつ締め込み、
チェーンのたるみを取ります。
この10mmのナットは締めるとチェーンが張り、
緩めるとチェーンが緩みます。
一番伸びていない箇所を基点にて
10mmアジャスターナットを回し(締めこみ)
全体の張を見ながらいい位置(目盛り)を探ります。
10mmのアジャスターナットは片側だけで調整すのではなく、左を調整したら、同じだけ右といったように、左右同じように調節していきます。
少しずつ調整し、
そのたびチェーンの全周のたるみを確認していきます。
規定値に達したら、
軽くリアタイヤを前方向に蹴り、
(バイクを倒さないように!)
アジャスターのガタ(アソビ)をとります。
左右アジャスターの目盛りが同じ位置か
確認し、再度チェーンのたわみを確認。
一番張っている部分が規定値になればOKです。
23mmのナットを締めこんでいきます。
この時、締める力によりチェーンが少し引っ張られてしまい
余計に張ることがあります。
対処法として自分はチェーンの覗き窓から
チェーンを押し上げテンションをかけながら
ゆっくり確実に締め込みます。
しっかり締めたらOKです。
シャフト側のナットもきっちり締めて下さいね!
締め忘れが無ければリヤブレーキの調整を
再度確認をし、
ゆっくり走行テストしてください。
異音、ブレーキ等よく確認して、
問題が無ければ終わりです!
お疲れ様でしたー!
*作業につきましては自己責任でお願いします。
かなり自分流ところがございます。
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