こんちわーMUDDYです。
バイクシーズン到来ですねー!
ツーリングやキャンプやら
バイクに乗る機会も増えると思います。
しかし、
心配なのは出先のトラブル!!
ツーリング中にエンジンがかからない!?
なんて事も・・・
今回は、
セル付バイクの緊急時の始動方法を
記事にしてみました。
知っていればもしもの時、
何かの役に立つかもしれません。
良かったら参考にして下さい。
セルが回らない・反応しない
![セル スタート](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2023/08/wp-16914850681276420728823818463805-683x1024.jpg)
スタートボタンを押しても
セルが反応しない!!
もし、ツーリング先でこんな症状が出たら
焦りますよね・・・
セルが回るにはいくつかの条件があります。
メーカーにより違いがあり、すべての車両に
当てはまるわけではないのですが、
最低でも下記の事項は確認してください。
・メインスイッチはONになっているか?
・はONになっているか?
・ギヤが入ってないか?ニュートラルになって
いるか?
・クラッチはちゃんと握れているか?
(クラッチ握らないとセルが回らない車両が
あります。)
・バッテリーは十分蓄電されているか?
・スクーターは
サイドスタンドが収納されていて
ブレーキはきちんと握れているか?
などです。
しかし
ギヤやクラッチはとっくに確認し、
ツーリング先にテスターなんて持って行かない
場合がほとんど・・・そりゃそうですよね。
そこで
今回は緊急として
マグネットスイッチの直結方法
をやってみました。
⚠️マグネットスイッチ・スタータースイッチスターターリレーなど、いくつかの呼び方がありますがここではマグネットで統一します。
簡単に言うと・・・
バッテリ―の電気で強制的にセルモーター
(スターター)を回しちゃおうって事です。
この際安全装置
(クラッチやスタンドのセーフティースイッチ)
は関係なくセルが回りだします。
⚠️⚠️⚠️
この方法は直結時に結構火花が出ます。
ガソリンの漏れや、
燃えるような物が無いかを
必ず確認してください。
*特にキャブレターのフィルターが無いタイプの車両は吹き戻したガソリンに火が付くと危険です。
十分に注意してください。
作業自体は簡単。
では実際にやってみます。
まずこいつを見つけます👇
![GPZ900R スイッチ スターター](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2023/08/wp-16914851403209190841470716448014-683x1024.jpg)
「マグネットスイッチ」
![GPZ900R スイッチ スターター](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2023/08/wp-1691485128304-683x1024.jpg)
(Kawasaki部品名称ですとスイッチ・スターター)
ちなみにこのGPZの部品番号27010-1314(A11型)
どのメーカーも大体同じような形状と仕組みをしてます。
Kawasaki GPZ900Rの場合ですと
左サイドカバーを開けたところに装着されています。
(ノーマル車ですとサイドカバー外す為に
プラスドライバーが必要になります。)
大抵の場合、バッテリーの近辺に装着されています。
時間がある時にでも自分のバイクはどこに着いているか
確認しておくともしもの時焦らずすみます。
マグネットスイッチが確認出来たら
まず、
ギヤがニュートラルになっている事を必ず確認してください。
ギヤが入ったままですと
セルが回り出すとそのまま車両が動き出し危険です。
クラッチを切っておくとさらに安心です。
メインスイッチONにし、ニュートラル確認。
![ツイッチ スターター
GPZ900R](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2023/08/wp-1691485238948-683x1024.jpg)
マグネットスイッチの被覆を剥き
この二つの電極(赤・青)をプライヤーやモンキーの先端を使いつなぎます。
この時使うプライヤーやモンキーは
持ち手が絶縁されているタイプが良いです。
⚠️繋ぐときにフレームなどに接触するとショートする可能性があります。
(動画参照👇)
つないだ瞬間に
そこそこ火花が出ます。
(動画の初っ端)
引火に注意です。
👆このようにセルが回れば大抵始動出来ると思います。
もしもセルが回らない場合は
バッテリー自体のトラブル、
セルモーター自体の故障、
エンジンの焼付き、
配線の不具合などの他の原因が考えられます。
また他の始動方法として、
「押しがけ」という方法もありますが
慣れが必要で、不慣れですと
バイクを倒してしまうなど場合があります。
また、それなりの広さ(バイクを押し、助走をつける為)も必要になります。
今回の直結方法、
万が一の場合には
試してみてください!
使用した工具
GPZ900Rの場合
サイドカバ―を外す為にプラスドライバー
スイッチを繋ぐためにプライヤー
この二点です。
スイッチ交換時はこのほか
10mmのメガネレンチ
以上です。
参考までに!
ツーリングの際はこの位の工具は
積載しておくと安心かもしれませんね。
スイッチの交換
![GPZ900R スイッチ スターター 交換](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2023/08/wp-1691499023850-517x1024.jpg)
ちなみにこの車両、
完全にスイッチがダメになっていてので
ついでに交換しました。
交換の際はバッテリーを(-から)はずして
![GPZ900R スイッチ スターター交換](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2023/08/wp-16914990622851573912060995069033-683x1024.jpg)
![ツイッチ スターター GPZ900R](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2023/08/wp-1691485238948-683x1024.jpg)
青矢印と赤矢印の部分の10mmナットを
外し、新品部品と替えるだけ!
簡単です!
交換作業が終わったら
バッテリーの端子を✙から忘れずに着けてくだい。
GPZ900Rも旧車の部類に入ってきました。
無用なトラブルを避けるためにも
一回交換しておくのもアリかと思います。
では
素敵なバイクライフを~!
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