【JA11】ジムニーDIY冷却系メンテナンス・ホース・センサー・クーラント交換

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ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水 ジムニー
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こんちわ―MUDDYです。

さて、

我が家のジムニーですが

平成5年車とだけあって見事にヤレっヤレ。

 

今回は購入時の点検で見つけてしまった

水漏れを修理してみました。

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点検時に見つけた冷却水の漏れ跡

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

ラジエーターホースに

ヒーターホース、

そしてセンサー・・・。

劣化やにじみ、腐食と、だいぶお疲れ状態。

 このままでは

いつ本格的な水漏れを

起こすか分からないので

早速交換していきたいと思います。

(ちなみにこの状態でも

水温計は正常でした。)

 

⚠️車のホース類の交換は

自分は初めての作業なので

あくまで参考でお願いします。

作業は自己責任でお願いします。

*ちなみに最初に

配管と配線の取り回し

めっちゃくちゃ写真撮りました。

結構役に立つのでおススメです。

交換部品

今回交換する部品は

・ラジエーターホース

・ヒーター関係のホース

・センサーです。

 

新しいラジエーターホースは

モーターファーム製をチョイス。

色が素敵・・・

 

他は純正品です。

⚠️今回このモーターファーム製

ラジエーターホースは

純正より少し長くなっていました。

取付時、外したホースに合わせ

カットして使いました。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水 モーターファーム製

ヒーターのホースは、

純正品を注文しました。

純正品番 17873-80701

    &

     17800-71810

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

作業開始!

まずはエンジンがきちんと冷えていること

確認し、ラジエータの水(クーラント)を抜き、

その後ラジエーターホースを外していきます。

⚠️⚠️⚠️

エンジン冷えてないと圧がかかり

いきなり熱い冷却水が飛び出したして危険

 

始めにクーラントの抜き口である

ドレンコックを探します。

👇赤矢印のあたりからラジエーター下側を

 覗き込むと抜き口のコックが見えます。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水
ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

写真では分かりにくいのですが、

ラジエーターの下側に

プラスチックのコックがあります。

固着気味で緩めるのがカタイ場合、

無理にプライヤーなどを使うと

破損する可能性があります。

あせりは厳禁です。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

これをゆるめると

ドレンホース👇から

クーラント(冷却水)が出てきます。

 

この時に

ラジエーターキャップを外していると

「ビシャーー!!」っと

クーラントが勢いよく出ます。

コックを緩めてから

キャップを外したほうが飛び散りません。

この時にどの位のクーラントが出たかをメモっておくと

後でクーラントを入れる時の参考になります。

アッパーホース

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クーラントが抜けたら

上側のアッパーラジエーターホースを外していきます。

ホースバンドを緩め

外すのですが、

今回、古いホースが配管の金属パイプ部に

ガチガチに固着していた為、

ピックツール(L字のタイプ)で

☆☆ PB SWISSTOOLS ピックツール5本セット (ロールケース付) 7685SETCN[25-267149]

ホースと金属パイプの間に差し込み

固着をはがしつつ、

さらにホースねじりながら

なんとか外しました。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水
ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水
ピックツールを隙間に差し込みホースをねじりやっと外れました。

古いホースが外れたら

ホースの差込口の部分の

点検と清掃をして、

新しいホースと付け替えしていきます。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水
発電機に水や汚れが落ちないようにウエスで養生してます。

⚠️差込部に付着した

汚れや腐食がそのままだと

ホースとの間による生じる隙間から

水漏れを起こす可能性があります。

*ホースが入りにくい場合は

シリコン系スプレーすると差込やすいです。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

古いホースと同じ曲がりのホースを

同じように取付。

最後に付属のバンドをしっかり締め、

アッパー(上側)のホースはひとまず完了。

中間のホースも同じように交換👇

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

⚠️先にも記しましたが、

 新しいホースは着いていたものより

 ちょっと長かったので合わせてカットしています。

 

ロアーホース 

JA11のロアーホース

(ラジエーター下側のホース)

はアクセスしずらかったので

エンジン下側の

プラスチックのアンダーガードを外して

ホースバンドを外しました。 

 

ラジエーターホースを留めているバンドのネジが

向きによってはちょっとやりずらいです。

👇エンジンガード自体はボルト数本ですぐ外れました。

(写真は潜り込んで見上げた感じです。)

固着してなかなか外れな場合は

アッパーホースと同じく

ピックツール等で

固着を剥がしつつねじりとります!

外れたら差込部分を清掃し

新しいホースと入れ替え

ここもしっかりバンドで固定し完了

注意!!ヒーターコアの配管!

ラジエーターホースの交換が終わって

次はヒーター系ホース。

 

今回一番の難所が

このヒーターコアに行くホース。

エンジンから室内に入り込む感じで

配管されています。

それだけならまだいいのですが、

https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2024/08/wp-17245352004667815689349061115767.jpg

ディストリビューター(点火装置)

の下側に位置し、手が入りにくいうえ、

おまけに工具もかかりにくい。

先曲のロングノーズプライヤーで

morytrade プライヤー 工具 ペンチ ロング ノーズプライヤー ラジオペンチ 電工 ストレート 先曲がり 45度 90度 3本セット(ストレート/45度/90度 3本セット)

クリップを外して

ホースを抜こうとしたのですが、

このホースもまた固着により

全く抜ける気がしません。

位置的にピックツールも入りにくいため

プライヤーでホースを掴んで回しながら

固着を剥がそうとしたのですが、、、

 

力を入れ過ぎてしまい

真鍮の配管を潰してしまいました。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

👆とりあえずホースを外さないと

どうしようもないので

ホースをカッターで切って外しました。

部品交換だったので

はじめからカッターで切ればよかったです。

反省。

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カッターを使い、やっと外れたのですが

真鍮の配管は見ての通り

ぐんにゃり潰れています。

完全にやらかしました。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水
潰してしまった配管・・・

潰れてしまった真鍮の配管は

短いドライバーをつっこみ少しずつ整形・・・

 

何とか修復👇

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

真鍮が割れなくてよかった・・・。

皆さんも気を付けて下さい!!

そんなこんなで 

四苦八苦しながらやっと交換。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水
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何とか難所を越えました・・・。

もう一息です!

センサー類交換

あとは漏れた跡のある

センサーを交換していきます。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水
センサーまわりの漏れ

このセンサーは19mmのスパナで

外し、ガスケットとセット手交換。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水
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純正品番09168-12016-000ガスケット

 

ちなみにこの時、見落としていたのですが、

サーモスタットの下に一つセンサーがあり

こちらも、もれなく漏れています・・・

交換!!(後日注文)

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

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ディープソケット(確か13mm…のような気がした)

のラチェットで簡単に外れます。

新しいセンサーにシールテープを巻き

組み込みます。

この時、ホース交換後でクーラントが

入っていたのですが、センサー外しても

数滴しかクーラント出ませんでした。

(エンジン冷間時)

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

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これでセンサーはOK

最後にクーラント交換&エアー抜き

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最後にクーラントを入れて作業終了です!

ちなみにクーラントは

主に2タイプが販売されています。

原液のまま使うタイプ

KYK ラクラククーラント緑5L 55-004 1本 ▼497-4760【代引決済不可】

原液を希釈するタイプ。

[クーラント]古河薬品工業(株) KYK LLC95%JIS緑4L 54-004 1本【868-1821】

自分は希釈タイプをいつも使います。

場所取らないし、好みの濃度にできる為。

 

さて、クーラントが用意出来たら

先に緩めたドレンコックを締め込み

希釈したクーラントを入れていきます。

その際にこんな物作りました!!

洗ったペットボトルの底を切り

口の所をビニールテープで

ラジエーターの入れ口のサイズに

フィットするように巻いたものです。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

準備OKです。

これで入れやすくなり

エアー抜きにも役立ちます!

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ちなみに

今回抜けたクーラントの量が

3Lくらいでした。

このジムニー(JA11)

クーラント全量で4Lだったと思います。

エンジン内や配管に1Lくらいは

残っている計算です。

しっかり全量交換すには

もうひと手間なのですが

抜いたクーラントもほとんど汚れていない為

今回は抜けた分入れました。

ですので希釈後3Lのクーラントを作ります。

だいたい希釈率は30%~60%の割合

で作ればOKです。

よっぽどの寒冷地に行かない限りは

30%の希釈率で大丈夫です。

詳しくは商品容器の取説を呼んでください!

 

今回は50%(原液1.5L水1.5L)で

作ったクーラントを入れました。

希釈したクーラントを入れた後

ペットボトルに水を入れ各ホースを

手でモミモミして配管内のエアーを

抜いていきます。

その際このペットボトルの所に

「ポコッポコッ」と気泡が出てきます。

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

だいたい気泡が出てこなくなったら

今度はエンジンをかけ少しアクセルを吹かし

ウォーターポンプを回し、

水流でエアーを抜いていきます。

この時も「ポコッポコッ」となります。

*エンジンをかけたら

水温計が正常に作動するか

きちんと確認します。

その後水温が上昇し

サーモスタットが開くのを待ちます。

サーモスタットが開き始めると

アッパーホースが熱くなります。

サーモスタットが開いたら

再度エンジンを軽く吹かし

エアーが「ポコッポコッ」出なくなるまで繰り返します。

この際ペットボトルの水が無くなりそうになったら

足してください。

気泡が出なくなったらエンジンを切り

ラジエーターキャップを締め

リザーブタンクの水をアッパーまで

いれておきます👇

再度エンジンをかけ

(冷却系統に圧をかける為)

漏れが無いかを確認し

問題が無ければ終わりです。

お疲れ様でしたー!!・・・と後日談👇

ジムニー JA11 水漏れ跡 LLC 冷却水

ラジエーターのリザーブタンクは

この時アッパーまで入れたのですが

このあと50km位走行すると

1/5位減っていました。

念の為、

再度漏れを確認しましたが

問題なし。

抜けきらなかったエアーが

あったのかと思います。

この後再度アッパーまで水を入れ

同じくらい走って確認しましたが

減りは無かったです。

これにて交換終了!!

参考になれば幸いです!!

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