【緊急】バイクのエンジンが急にかからない!?試してみて&やったらダメな事

*本記事はアフィリエイト広告を利用しています。
エンジンがかからない! バイクのトラブル
スポンサーリンク

 

こんちわMUDDYです。

早速ですが・・・

この記事は出先や、ツーリング中での

急なトラブル時の対処

をメインに書いています。

記事の内容が

正攻法の対処方とは限りません。

(車種や、状況によっても違うため)

あくまでその場で

出来るであろう応急処置

などを記しています。

 

スポンサーリンク

エンジンがかからない!!

自分はバイク屋で整備士をしていた時や、

友人とのツーリングにおいてなどにおいて

様々なトラブルに遭遇しました。

特にシーズン中などに多いトラブルが

 

「ツーリング中にバイクを停めておいたらエンジンがかからない!」

または、

「エンジンが止まった」

といったもの。

 

通常、今まで普通に走っていた車両が

このような症状になった場合、

ほとんどの場合は

ちょっとした事が原因

 

レッカーやバイク屋さんを呼ぶ前に

下の動作をちょっとだけ試してみて下さい。

 

⚠️今回前提として、

ガソリンは適量入っている。

燃料コックの位置はON(出る)

またはPRI(自由落下状態)

RES(予備燃料)

走行時、

エンジンを止めるまで不具合がなっかた。

としています。

はじめに確認!キルスイッチ

エンジンがかからない時、

まずはキルスイッチを確認!!

👇キルスイッチの配置ヵ所(例)

(赤いスイッチがキルスイッチ)

⚠️キルスイッチとは緊急時

強制エンジン停止スイッチです。

 

キルスイッチがある車両は、

まずはここを確認。

キルスイッチがOFFの場合、

基本的にセルも回りません。

キルスイッチは大抵の場合、

アクセルを握って

親指の届く範囲にあります。

🚨例外

一部の車種では

キルスイッチが

OFFでもセルが回る車両があります。

 

キックスターターの場合

キックペタル自体は

踏み込むことは出来ますが、

いくらキックしても

エンジンは始動しません。

つまり、

このスイッチがOFF状態になっていると、

基本的に

エンジンはかかりません!

しかも

燃料供給方式がキャブレター式で

キックスターターの車両や、

キルスイッチOFFでセルが

回ってしまう車両では、

キックペタルを踏みこんだり、

セルモーターが回ることにより

エンジンのシリンダー内のピストンが

キックペタルやセルモーターにより

強制的に動き、

負圧を発生させ、その負圧により

ガソリンがエンジンに吸い込まれる為、

点火をカットした状態で

クランキングする事で

プラグがかぶる現象が起きる

(ガソリンが多くエンジン内に流れ込み

点火が困難な状態)

可能性があります。

エンジンがかからない バッテリートラブル
(例)かぶってしまったプラグ

 

万が一、

かぶってしまった時は

エンジン内に送られてしまった

ガソリンが揮発するまで少し時間をおきます。

プラグを外す事が可能なら

取り外して綺麗なウエス等で

過剰なガソリンを拭きとり

しっかり揮発させます。

 

対処

キルスイッチがついている車両

まずはこのスイッチを確認してください。

車種によって表記が違いますが、

ここがちゃんとON

もしくはRUN

になっているかを確認してみて下さい。

稀にスイッチが

接触不良を起こしている場合もあり、

その為エンジンがかからない場合があります。

念のため、

何回かON/OFFを繰り返し操作し、

再度エンジン始動をためしてみて下さい。

潤滑スプレーや接点復活剤があれば

スイッチの隙間からスプレーし

ON/OFFを数回繰り返したのち再度始動を

試してみて下さい。

ここでエンジン始動が出来れば

御の字です!!

この時点でエンジンかからない場合

他の不具合の可能性もあります。

 

ちなみに、、、

気付いたらスイッチがOFFになっている

原因としてよくあるパターンは、 

ハンドルにヘルメットを

かけるなどした拍子に

スイッチに触れてしまい、

OFFになってしまう時があります。

また

イタズラでいじられてしまった!

といった場合もあります。

キルスイッチは必ず確認です!

 

スポンサーリンク

セルが回らない場合

セルボタン(スタートボタン)を

押してもセルが回らない時。

このような時、

原因の多くは

バッテリーの電圧低下が考えられます。

(この時セルボタンを押した際

「カ・カ・カ・カ・カッ」とセルモーターが

回わろうとする音が聞こえる時があります)

また、

その他の可能性として、

・バッテリー自体の劣化

・ターミナルの緩み

 (バッテリー配線取付部の緩み)

エンジンがかからない バッテリートラブル

・マグネットスイッチの不良、

・キーシリンダ―やスイッチ類の不良、

メインキー スイッチ エンジンかからない

・セルモーターの不良

・配線の不良

などが考えられます。 

 

 対処

バッテリーの電圧低下の場合は

基本的には、

バッテリーを交換するか、

充電する必要があります。

また緊急の場合は

他の車両からブースターケーブルを繋ぎ

電力供給をしてもらいセルを回します。

【8/8(金)はバッテリー最大18倍!タイヤ・ホイールは最大11倍!要エントリー】ブースターケーブル 赤/黒 2m 12V用 ツーリング用品 バッテリーケーブル バッテリー上がり ジャンプ バイクパーツセンター

感想(15件)

また、最近はこのように携帯できる

ジャンプスターターキットもあります👇

(広告です)

HITACHI 日立オートパーツ&サービス PS-16000RP ポータブルパワーソース ジャンプスターター 12V車用 PS-18000後継品

感想(21件)

 

キックペタルがついている車両は

キックペタルを踏み込みエンジンの始動を

試みます。

 

この際注意事項ですが、

問題の車両が12Vの車両なら

必ず同じ12Vの車両からの電力供給を

受けて下さい。

トラックなどのディーゼル車は

24Vの車両もあります。

👇ブースターケーブルの接続方法👇

ケーブルを用意し、

先に

次に

を繋ぎエンジンスタートを試します。

また、はずず場合は

先にを外し

最後にを外します。

ケーブルをつなぐ際は、

直接⊕と⊝が触れるとショートする為

十分気を付けて作業します。

また、車両からガソリン等漏れていると

ショートした際の火花で引火する

可能性があります。

危険を排除してから行います。

 

よくある接触不良に対しては

スイッチ類の配線を

抜き差ししてみたり、

ON/OFF作動を繰り返し行ってみます。

その際に

接点復活剤などを活用すると

より効果的です。

 

バッテリーのターミナルの緩みに関しては

しっかり締めこんで対処します。

 

セルモーター自体の不良に至っては

セルモーターを軽くドライバーの柄などで

叩くなどしてみます。

エンジンがかからない バッテリートラブル

👆部分がセルモーターです。

 

👇この時セルモーターに接続されている

配線も緩み等無いか確認します。

エンジンがかからない バッテリートラブル

 

マグネットスイッチや

セルモーターは

エンジンがかからない バッテリートラブル
GPZ900Rのマグネットスイッチ
エンジンがかからない バッテリートラブル

接触不良を起こす場合もあり、

配線抜き差しや、

軽い衝撃などでたまに復活します。

緊急の場合試してみて下さい。

 

また、

バッテリーの電圧降下による始動不良の場合、

車両によっては押しがけにより

エンジン始動が出来る場合があります。

 

⚠️走行していた車両ですぐにバッテリーの

電圧低下に陥る場合は

バッテリー自体の性能低下の他、

発電機(オルターネータ・ダイナモ)の

充電不良、レギュレーターなどの

整流器の破損・配線の異常も考えられます。

早急に充電系統の点検をお勧めします。

 

⚠️バッテリーの電圧低下が著しい場合、

インジェクション(FI)の車両や

電磁ポンプなどを使用して

ガソリンを送る車両などは走行不能に

なる場合があります。

また、バッテリー点火の車両なども

バッテリーの著しい電圧低下により

エンジン始動が困難になる場合があります。

いずれにせよ

早急に修理が必要になります。 

 

スポンサーリンク

始動手順とチェックポイント(車種により異なります)

エンジンかからない
セル スタート

先にも記しましたが、

⚠️今回前提として、

ガソリンは適量入っている。

燃料コックの位置はON(出る)

またはPRI(自由落下状態)

RES(予備燃料)

走行時、エンジンを止めるまで

不具合がなっかた。

としています。

 

はじめに、

・確実にメインキーをONに回します。

 

⚠️チェックポイント

この時にメーターなどの

各所インジゲーターランプが

しっかり点灯するか確認。

エンジンかからない セル スタート

また、

キーを回した感触はいつもと同じですか?

(車種によっては回し過ぎると

チェックモードやパーキング

に入っている事があります)

またキーシリンダ(鍵穴)が

壊れてしまっている場合もあります。 

 

⚠️この時点でインジゲーターランプ等が

点灯しない場合に考えられる主な原因

・バッテリーの不具合(電圧低下)

・バッテリの配線の緩み、外れ

 

エンジンがかからない バッテリートラブル

 ・配線の断線・接触不良

 ・メインキーシリンダー(キーをさすトコ)

  の破損、接触不良

 ・メイン系のヒューズ切れなどのトラブル

  などが考えられます。

対処

キーを差し込み、数回まわして接触を確かめる

潤滑スプレーがあれば鍵穴に吹き込み

数回まわして接触不良の解消を試みる。

可能であればキーシリンダーの配線を

抜き差ししてみる。

それでも復活しない場合は

ヒューズを点検してみる。

切れているヒューズが無いか

確認してみます。

 

切れている場合は同じモノを交換。

交換後、同じヒューズがすぐさま

破断する場合は

そのヒューズの示す系統で

ショートなどのトラブルがある可能性

高いので配線をチェックし、

問題を取り除く必要があります。

 

よくあるヒューズ切れのパターンとして、

配線の被覆がむけてしまい、

車体の金属部分と接触し、

ショートする場合が多いです。

 

ハンドル周りの可動部にある配線、

タンクなどの固定されている部分で

配線の噛み込み等が無いかチェックします。

 

被覆がむけてしまった配線は絶縁テープ

(ビニールテープ)などで

応急処置しておきます。

どちらもホームセンター等で手に入ります。

 

⚠️弱々しくつく場合に考えられる主な原因

この場合もバッテリーの電圧低下が

考えられます。

同時にバッテリーの配線の緩みも確認します。

セルスタートしか無い車両は

押しがけを試します。

 

キルスイッチを確認

(キルスイッチがある場合)

エンジンがかからない!

スタンドを跳ね上げる

セル エンジンがかからない

・ギヤを確実にニュートラルにする

・エンジンが冷えている場合チョークを引く

 (チョーク付きの場合)

クラッチを握ってセルボタンを押して始動

(スクーターの場合はブレーキ前後握る)

これをトライしてみて下さい。

セルモーターは回るがエンジンがかからない

セルボタンを押した時

エンジンかからない セル スタート

「キュルキュルー」といつも通りに

セルは回りますか?

セルが回る場合は始動に関する

セーフティー機能は

正常である可能性が考えられます。

この時点でエンジンがかからないとなると

他の原因の可能性があります。

もう一度

・燃料残量

・燃料コックの位置

・燃料ホースの潰れや折れ

・燃料コックの負圧ホース

 (負圧コックの場合)

・チョークの状態

・プラグキャップの状態

などを再確認します。

 

燃料コックの状態やプラグ、チョークに

ついてはこの後記してあります。

やってはいけない事!

これだけはやめて!!

原因も分からず

エンジンがかからない状態で

闇雲にセル(スターターボタン)

を押し続ける事!

エンジンがかからない!

 

特に、始動方法が

セルしかない車両

インジェクション車(FI車)

また、

キックペタルが無いスクーターなどは

バッテリーが無くなってしまうと

出先での

エンジン始動がさらに困難

になってしまう

可能性があります。

⚠️スクーターは構造上押しがけ出来ません。

 

インジェクション(FI車)の車両は

エンジンにガソリン(混合気)を送るためには

電力が必要です。

これを完全に消失してしまうと

出先などでは致命的

になってしまいます。

原因が分からない状態での

セル(スターターボタン)の作動は

バッテリーの消耗に気を付けます。

ニュートラル・チェック

セル エンジンがかからない

車両によってはニュートラル以外では

安全の為、

エンジン始動に規制などが入ってる場合

があります。

大抵の場合、

ニュートラル以外でスタンドが

出ている場合はエンジンかかりません。

対処

ギヤが完全にニュートラルになっていて、

ちゃんとニュートラルランプが点灯しているか

を確認してみて下さい。

また、ニュートラルランプが

点灯しない場合は

インジゲーターの球切れか、

センサーがニュートラルを

検知できない

状態になっている場合があり、

この時にスタンドが出ていると大抵の場合

エンジンが止まるように規制されている場合

があります。

車両によってはスタンドを上げて

クラッチを握っていれば

始動できるものもあったと思います。

スタンド・チェック     (ギヤを入れた瞬間にエンジンが停止した)

セル エンジンがかからない

ニュートラルのチェックでも書きましたが、

車両によってはスタンドが出ている状態で

ギアが入っていたりすると、安全の為、

エンジンの始動規制・エンジン停止機能などが

作動する場合があります。

スタンドを跳ねて、ニュートラルを確認し

再度始動をてみて下さい。

スタンドを跳ねた(収納)状態で

ギヤを入れた瞬間にエンジンが

止まる場合などは、

スタンドスイッチの故障

スイッチの接触不良等

が疑われます。

対処の仕方

スイッチの接触不良なら

スタンドの出し入れを繰り返すことで

一時的に改善する可能性があります。

この際、

潤滑スプレー、接点復活剤などあれば

スイッチの動く部分にスプレーし、

スタンドの出し入れを繰り返します。

 

⚠️スタンドスイッチの配線の確認も

断線等が無い確認します。

さらに応急処置として

スイッチの介入をすっ飛ばす方法もあります。

簡潔に言うと

「センサーを常にスタンドが上がっていると

感知させる状態」にします。

ほとんどのセンサーの場合、

スタンドのセンサーは

ON/OFFのみで作動している為

強制的にその状態を作り出し

センサーにスタンドが上がっている

状態にします。

ちなみに

このままの状態で置いておくと

スタンドが下りた状態で

ギヤが入っていても

エンジン始動が出来てしまい、

エンジンかけた瞬間にバイクが

前に動き出す可能性があります。

早めに直しましょう。

あと、

始動時はしっかりクラッチを握り、

必ずニュートラルにします。

チョーク・チェック(戻し忘れ)

「主にキャブレター車 

初期のインジェクション車」

チョーク戻し忘れでの走行は

エンジンにくるった混合気

(ガソリンの比率が高い)を送ってしまう為、

アイドリングがばらついたり、

フケが悪くなったりと正常にエンジンが

回らなくなると思いますので

通常は普通には走行出来ないです。 

 

ちなみにこの状態は、

エンジン内部の混合気のガソリンの割合が高く

なることによりプラグがかぶる現象が

起きる可能性があります。

対処

戻し忘れならチョークレバーをしっかり戻し

濃くなった混合気が揮発するまで

少し時間をおき始動を試みます。

プラグが外せる状態ならプラグを外して状態を

点検し、ガソリンで塗れている場合などは

綺麗なウエス等で拭きとり、

しっかりガソリンを揮発させてから

組付け始動を試みます。

 

戻りが不良な場合、

チョークレバーを操作した時に

キャブにつながるチョークワイヤーと

キャブ自体のチョーク部分の

作動を点検して手で

強制的にキャブのチョークを

戻し不具合を取り除きます。

⚠️車種によりチョークのタイプが

様々ですので一概に手で戻せるかは

分かりません。

エンジンがかからない バッテリートラブル

👆(例)バリオスのキャブ印の部分にワイヤーが付きます。バネで通常状態に戻るように引きます。

その後は戻し忘れと同じように対処します。

プラグキャップをチェック

エンジンがかからない バッテリートラブル

しっかりプラグにハマっていますか?

特にエンジンむき出しのバイクは

イタズラされやすいです。

4気筒エンジンなどのバイクですと

1本プラグキャップ抜かれただけなら

大抵エンジンはかかります。

(もちろん調子はわるいです)

エンジンがかからない バッテリートラブル

ヤマハSRなどの単気筒エンジンですと

絶対にかかりません。

プラグにしっかりキャップがついているか?

を確認します。

対処

プラグに確実にキャップをはめます。

また、

キャップが接触不良を起こしている可能性も

ありますので、確実にはまっていても

抜き差しすることにより接触が復活する

場合があります。

燃料ホースと負圧コックの   負圧ホースのチェック

エンジンがかからない バッテリートラブル

負圧コックはエンジン内部の負圧を利用し

ガソリンをキャブレターに流します。

その為、

エンジン内部からの負圧を

しっかり受けれないと燃料供給に

不具合が生じます。

対処

写真のコックは裏側にエンジンからの

負圧を受けるホースがついています。

この部分に亀裂やホースの外れ、ホースの折れ挟み込み

が無いかを確認します。

 

燃料ホースも同様に外れ、折れ、挟み込み等無いか確認します。

またコックのツマミを「PRI」にすると

負圧が無くても燃料を落とせます。

この際、燃料ホースを外すと

燃料が垂れ流しになるので注意です。

その他 オイル

念のため確認しておきます

オイルが少ない状態だとエンジン内部の

潤滑不足を起こし、

しいてはエンジンの焼き付きを

引き起こすリスクが高まります。

出かける前に適正な油量を確認しておきます。 

ちなみに・・・ 

エンジンの焼付きを起こすと

修理代はかなり高額です。

その他 冷却水

念のため確認しておきます

冷却水が少ない状態だと

冷却不足によりオーバーヒートを起こし、

しいては

焼き付きを引き起こすリスクが高まります。

 

エンジンの焼付きを起こすと

修理代はかなり高額です。

もし足らない場合、

緊急で補給する場合は

水道水で問題ありません。

また、

ラジエーターキャップを開ける際は

必ずエンジンが冷えている状態で開けます。

まとめ

エンジンがかからなくなる原因は

上記だけでなく色々あります。

 

基本的にエンジンは

混合気・圧縮・火花(点火)が正常なら

始動します。

これらを電子的に制御したりする現代の

バイクは色々なセンサーや電子回路など

を使用します。

これによりちょっとしたセンサーの誤作動や

不具合で様々な故障につながります。

しかし、

ある程度センサーや回路の役割がなどが

分かってくると

急なトラブルにも対応

できるようになると思います。

 

自分もまだまだ勉強中ですが、

今までの知識と経験が

皆様のバイクライフの参考になればと

思い記事を書きました。

今後、新たな情報等あれば追記いたします。

それでは楽しいバイクライフを!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました