こんちわMUDDYです。
いきなりですが、車検がない車両ってどうしてもブレーキオイルが汚くなりがちじゃないですか?
うちのセローも例にもれず汚れて・・・って!!!???
良く見てみたらインジゲーターがヒビだらけでオイル滲んでるしっ!!(;´・ω・)
コレはマズイっす!
明日ツーリングなのに・・・
てな訳で、急遽インジゲーター交換!!
ついでにブレーキオイルも!
部品持ってて良かったε-(´∀`*)ホッ
てな訳でして今回はブレーキマスターのインジゲーター(点検窓)交換デス。
よかったら参考にしてくださいねー!
ブレーキは大変重要なパーツです。修理は自己責任でお願いしますね!
まずはよく点検
ブレーキオイルで塗装が・・・(´;ω;`)
ヒビからじわっと滲み漏れてます。
垂れてしまった部分の塗装ハゲてました。(-_-;)
ブレーキオイルは塗装面を侵します!皆さんもコマメに点検してくださいね。
他、ホース等にも異常が無いか確認。
今回の交換で使った工具
プラハン・17mmレンチ・プラスドライバー・ちびマイナスドライバー・8mmメガネレンチと
インジゲーター打ち込むのに使ったソケット。
あ、あとブレーキオイルを交換する時にホースと入れ物。
無くても出来ますが、あった方がイイです。
こんな感じで使います⇧使い方は後程。
交換作業開始~!!清掃と注意点
先ほども言いましたが、ブレーキオイルは塗装面を侵します。
万が一ブレーキオイルがこぼれても大丈夫なように、タンク等は濡れタオルで保護します。
これで準備OK!
邪魔になるミラーを外したらブレーキマスターのブレーキオイルの入っているタンクをあけます。
ヤマハは右ミラー逆ネジです。気をつけてくださいね!
矢印のプラスネジを外します。
このボルトはマジでナメリやすいです。ドライバーをしっかり押し付けてナメらないように注意してくださいね!
この状態でハンドルをやたらに切るとブレーキオイルが飛び散ります。丁寧な作業を!!
フタと中のゴム(ダイヤフラム)を外します。
変質したブレーキオイルのカスが付いています。フタは傷つけないようにちびマイナスドライバーでカスを取りましょう!
ダイヤフラムはよく水洗いしておきます。
フタもカスを取ってしっかり水で洗います。
水で洗ったら両方とも水分をしっかり乾燥させます。
ブレーキオイルは吸湿性が高いので水分を嫌います。
赤の矢印の部分に切欠きがあります。ここもよく掃除してくださいね。
で、中身はというと・・・
うわ、、、キッタネ!!紅茶色(笑)
ここで、最初のオイル量を覚えておきましょう!入れ過ぎたりすると漏れにつながる場合があります!! ちなみにハンドルの位置によって油面の位置が狂います。油面を確認する際はハンドルの位置をオイルの油面を記憶した時と同じ位置にしておきます。
自分は底が見えるまで汚いオイルをスポイトで吸ってしまいます。
無ければティッシュに吸わせます。結構吸いますよ。ティッシュ。
ここで完全にブレーキオイルを吸い出さないようにしとくといいですよ!完全に空にしてしまうとエアーが入る恐れがあります。
この時は絶対にブレーキレバー握らないでくださいね!エアーが入ります!!
インジゲーター(窓)交換
タンク内が空になったら古いインジゲーターを内側から叩き出します。
マイナスドライバーを使い軽くプラハンでコンコンとやると取れます。
タンク内部を傷つけないように十分注意してくださいね~!
こんな感じで!ポロっといきます。
外れたらインジゲーターが入っていた部分の汚れをキレイにしましょう!
ここが汚かったり、傷が付いてたりすると漏れの原因になりますよー。
新品インジゲーター!ネットオークションとかで売ってますよ。
新品オーリングを入れます。
次に新品インジゲーターを圧入していきます。
自分はインジゲーターの外径と同じ径(実際はちょっとだけ小さい)の物を使い慎重に叩き入れました。
ホントは叩かない方がイイのかも・・・インジゲーターはプラスチックなんで・・・
まあ、前回もこれでイケたので今回も叩き入れました。
曲がって圧入しないように注意です。
きっちり入ったらブレーキオイルを元の位置まで足し、ダイヤフラムとフタをし、漏れが無いかよく確認して交換自体は終わりデス。
お疲れ様でした~!
・・・が、
今回、自分のセローはブレーキオイルが汚すぎるので、
ついでに交換しちゃいます。
使うブレーキオイルはこちら⇩
安心・安定のワコーズさん
「SP-4」
実は、たまたま残ってたブレーキオイル(笑)ちゃんといいものですよ!!(笑)
ブレーキオイル交換
ではでは~
交換手順は次の通りです。
*先のインジゲーター交換時、空になったタンクの状態からスタートします。
(1)タンクに溢れない程度に新品ブレーキオイルを入れます。
(2)ブリーダー部分(矢印)に8mmメガネを入れてホースを着けます。
もしブレーダーとホースがうまくつかない時はタイラップなどを使って締め付けると着きやすいですよー!
ブリーダーとホースが付いたらその先にオイルを受ける容器を用意します。ペットボトルとかでもOK!
(3)ブレーキレバーを数回握り、握りながらブリーダーを緩めます。
(赤矢印ーーー緩める / 白矢印---締める)
緩めるときもブレーキレバーは握ったまま!ブリーダーが緩んでいるときは握りっぱなしにしましょう。ブリーダーを締めたらレバーを放してもOK!出てくるオイルの色を確認するためにもホースは透明の物がイイですよ!
するとブレーキレバーがスコンと握りきれるようになります。
この時、ブリーダーからホースの中に汚いブレーキオイルが流れていきます。
汚いブレーキオイルが抜けた分、ブレーキマスタータンクのブレーキオイルが減っていきます。少なくなったらその都度補給します。絶対に空にしないようにして下さいね!
(4)ブレーキレバーは握り切ったままブリーダーを締めます。
とにかくブリーダーが緩んでいるときはブレーキレバーは握ったままにしてくださいね!
ブリーダーを緩めた状態でブレーキレバーを放すとエアーが入る可能性があり、エアーが入るとブレーキが正常に作動しなくなり大変危険です!また、エアーを抜く作業が追加になり非常に作業が面倒になります。
(1)・(3)・(4)の行程をブレーダーからキレイなブレーキオイルが出てくるまで続けます。
キレイなブレーキオイルがブリーダーから出てきたらブリーダーを確実に締め、ホースを抜き
一番最初の位置までブレーキオイルをブレーキマスターのタンクに足し、キレイにしたダイヤフラムとフタを確実に取り付け、漏れが無いか、ブレーキの効き具合をよく確認し、作業は完了です。
お疲れさまでしたー!
出来れば作業終了後ブレーキ全体を水で流しておくと、作業中気づかず垂らしてしまったブレーキオによる塗装面等のダメージを防げますよー!
ブレーキは本当に重要な部分です。
日頃のメンテナンスをしっかりして楽しいバイクライフを~!
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
*作業に不安がある場合はプロに依頼しましょうね!