こんちわMUDDYです。
今年の夏はホントに暑すぎですね・・・。
MUDDYの車はマツダのプロシード・キャブプラスで
28万㌔目前のオンボロ車なんですが、この暑さにヤラれお盆の連休直前に冷却系
トラブルが発生!!
先輩の車屋さんの話でも、今年の夏はかなり多いみたいです。
特にエアコンと冷却系のトラブル!
まあこんだけ暑ければ・・・ねぇ。
前置きはさておき
今回自分が経験した冷却系のトラブルなんですが、ちょうど連休ってことで部品の手配がつかなっかったので、部品が入手出来ない時の応急処置として参考にでもなればと思い記事にしました!
車種・状態等により作業に違いがあります。あくまで参考でお願いしますね!
トラブル状況・現場対応!こんな症状になったら注意してみて!
事の始まりはお盆連休直前に山道を走行中、
なんとなーく力が無くて山道登らないなーって思ったんです・・・
いつもと違う感じがする・・・みたいな!
いつもと違うって結構大事かもしれません。
そしたらみるみるうちに水温計が上昇し、水温計のゲージを振り切りそうな勢い!
「ちょっマテよっ!!ヤバイ!!!」
と思い、すぐさま安全な路肩に寄せアイドリングしながらボンネットを
オープンしクーリング。
オーバーヒートの対処としては、ファンの破損やオイル漏れ、冷却水漏れ等が起きてなければ、エアコン等を切ってエンジンは切らず、そのままアイドリングが推奨されています。
直ぐにエンジン停止は冷却水やオイルの循環が出来なくなり、エンジンにとってあまり良くありません。
みると冷却水のリザーブタンクがブクブクふいているんです。
多分外気は35度以上・・・
たまたま車を停めた場所が日陰だったので、しばらくアイドリングしていたら水温が
下がりはじめたので、エンジンを切ってラジエーター、ホース・サーモスッタット
辺りの水漏れを点検。エンジンオイルも正常で、冷却水の量も問題なし。
ここで明らかな破損・漏れ等がある場合レッカーを呼んだ方がイイと思います。無理して走らせるとダメージが広がる恐れがあります。
見たところ水漏れやオイル漏れはなく、アイドリング状態で水温が下がってくると
リザーブタンクのブクブクもなくなり、ガスケットの吹き抜けでも無さそう・・・
冷却水の量が少ないだけでしたら、冷却水のリザーブタンクに普通の水道水を応急的に足す事も出来ます。エンジンが冷えてきたらラジエーターのキャップを慎重に開け口切りまで冷却水が入っているかも確認したほうがより確実だと思います。
赤(ラジエータキャップ)白(冷却水リザーブタンク)大抵の車種は青のホースでラジエーターからリザーブタンクまでつながっています。白のキャップを外し、ここに水(応急の場合水道水でも可)を上限の線まで補給します。
うーん・・・
そうなるとサーモスタットのバルブがうまく開閉できないのかも!?
と、その日は休み休み気をつけながら帰宅。
(水温が上がり始めたらクーリングを繰り返し)
改めて水温上昇に気づいてよかったーと、ホッと一息。
水温の上昇に気づかずそのまま走行するとエンジンの焼き付きなど、重大な故障につながります。
でも
考えたら連休直前。車屋さんに部品依頼したのですが・・・休み明けじゃないと
部品手に入らんとの事。(´;ω;`)ネットとかで社外でもいいかと思ったが、
社外部品あまり好きじゃないし、いずれにせよ翌日車を使う用事が・・・。
実に間が悪い(´;ω;`)
って事で
「サーモスタット抜いちゃえばいいんじゃね?最近暑いしね!!」
とまあこんなノリで(笑)応急処置開始^^!!
サーモスタットの取り外し。そして・・・水漏れ(´;ω;`)
作業を行う際はエンジンが冷えているのを確認してから作業してくださ。熱いと冷却水が吹き出たりして焼けどします。
この車(マツダ・プロシード)はサーモスタットの真下にオルターネーター(発電機)があります。サーモスタットを外す際に冷却水がかからないようウエスなどで養生しておきましょう。
サーモスタットを外す手順としては、
まずラジエーターの冷却水を少し抜きます。
(全部抜かなくても大丈夫です。)
⇩画像の真ん中の黒いプラスチックのボルトが抜き口です。
緩めると冷却水が出てきます!
ボルト抜けたらラジエーターキャップを外すと勢いよく出ます。
ある程度抜けたらボルトを入れて締めておきましょう!
下にバケツ置くの忘れないでくださいね!垂れ流しはダメ!
次にラジエーターのアッパーホースを外しサーモスタットのカバーを外します。
んが、サーモスタットを取り外そうとボルトを緩めた瞬間追加トラブル!!
カバー押さえてるボルトが折れました。(´・ω`・)エッ?
そしてワイの心もポキポキ折れました。(;^ω^)
てか、ボルト完全に腐ってました。
8mmのボルトが6mm位の太さになっていてる!!
コレはコレで、この状態でよく今まで何ともなかったな・・・と感心するくらいもろかったです。
そしてめんどくさい仕事を増やしました。(´;ω;`)ドーしょうもないケド。
折れた部分が少し出ていたので、556(潤滑スプレー)をかけ、軽くたたき、浸透促進させバイスグリップでくわえさせ、何とかボルトを救出。
良かった・・・バイスに救われたε-(´∀`*)ホッ
バイスは色々なサイズがありますが、一本持っておくと何かと便利です。
無事サーモスタットを外し液体ガスケット⇩を添付し、サーモスタットのカバーを新品ボルトで組付け、冷却水を補給しOK終了~
と思ったのが間違い。
キレイにカバーの合わせ面オイルストーンでならしておいたのですが、
エンジンかけたらポタポタ水漏れ
(´;ω;`)
また、冷却水を少し抜き、ホース、カバーを外し
カバーで型を取りガスケットシートを切り抜きリトライ!
さらにパッキン+液ガスでどうだ!!
エンジン始動・・・
ハイ水漏れ(´;ω;`)
キーッ!!(; ・`д・´)いやマジでなんなんだあああああ
まさしくMUDDYな状況(笑)
水漏れからの解放(笑)処置完了
結局のところ、古いサーモスタットのバルブ部分を切り、
常に冷却水がラジエータに流れるよう加工し、
再度ガスケットと液体パッキンでくっ付けてやっと水漏れが止まりました。
サーモスタット自体の厚さが合わせ面に必要だったかもしれません。
こんな事あるんだ・・・
なにはともあれ、これで応急処置完了しました。
実際走行中はこの暑さの中、水温計がいつもより下の位置を指し、若干のオーバークール気味。
バルブを切り取ったサーモスタット入れといてよかったかも!
(予想ですが、冷却水がいっきにラジエーターに流れないため、多少オーバークールになるのを防いでくれそうです。)
オーバークールもエンジンに良くはありません。何事も適正値が大事です。
今回はホント、切り抜き用ベースガスケットと、バイスグリップに救われたました!
ガスケットシート、一枚持っておくもんですね。
ではでは安全で楽しいカーライフを~!
最後に!これもね!
ちなみに連休明けに部品交換して現在は快調です。
最後に、このような症状が出た場合、修理後はオイルを交換したほうがいいです。
過度に加熱されたオイルは本来のオイル性能を果たせなくなる場合があります。
愛車の為にも是非ニューオイルを~
ではでは
ご安全に!
次のサーモスタット交換は50万㌔(笑)
ここまで読んで頂きありがとうございます。