こんちはMUDDYです。
前回、入手したモトラなんですが、
肝心のエンジンがこんな状態(笑)
⇩
![モトラ エンジン](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2021/01/wp-1610458752175225358358055302218-576x1024.jpg)
今回はそもそもこのエンジン動くの?
って事で
エンジン始動までの流れを記事にしてみました。
モトラのエンジンは
ミッション(サブミッション搭載)が特別で、
エンジンがダメだと
他のカブ系横置きエンジン載せ替え
ればハイ!OKという訳にはいきません。
(チェーンラインが出ないらしい)
JAZZ系のエンジンにオフセットスプロケなどで
チェーンライン調整したりらしいです。
実際よう知らんケド(笑)
まあまあ、何にせよ、このエンジン
ちゃんと動くか起動実験してみました。
*下の目次で見たい項目に飛べます!
さすがホンダ!無事起動!
いきなり結果ですが、
見た目からしてかなり怪しいエンジンでしたが
無事エンジン始動しましたよ。
アイドリング・吹け上り共に良好!!
ホッ!と一安心~!
今回行った作業は次のように進めました。
参考になったら幸いです。
注意:作業は車両や状態により異なる場合があります。自己責任でお願いしますね!
①エンジンオイルの点検
まずはコレ!!
エンジンオイル入ってる?
キックして圧縮を確認するのも大切なんですが、
そもそもエンジンオイルが無い状態だと
他の問題を疑ったりしなければならなくなったり、
オイルがない状態でキックするのも良くはないです。
まず、一番初めに確認しちゃいましょ。
今回のモトラは始動確認するにあたり、量・劣化共に問題ない感じでした。もちろん乗り出す前には交換予定です。
②キックの作動確認
エンジンオイルを確認したら
まずはゆっくりキックを踏み込んでみましょう!
その際、異常な突っかかりや、
異音、いやな感触が無いか確認しておくと
イイと思います!
![モトラ](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2021/01/wp-1611990502794.-1024x576.jpg)
ここで何か異変がある時はエンジン、ミッション系
に問題があるかもしれません。
感覚的なモノなので分かりずらいと思います。
そんな時は
他のカブなどのバイクと踏み込んだ時の
感覚を比較してみるのもお勧めですよ!
(同排気量のカブなど)
今回のモトラはキックした感じ、非常にスムーズで異音や突っかかりもなく、圧縮による反動もあったためOKとしました。
同時にマフラーに手をあてて排気もちゃんと出ているか確認しましょう!
③スパーク確認
エンジンの大原則
これ、覚えといて損はないと思います。
・いい混合気
(主に燃料系・キャブレターなど)
・いい圧縮
(主にエンジン・ピストン・シリンダー・バルブなど)
・いい火花
(主にイグニッション配線系・点火系ユニット・プラグなど)
ざっとですが、上記の3つが正常であればエンジンは始動すると言われます。
今回③のスパーク確認は
上記の原則のいい火花の確認に当たります。
ちなみに前項②でキックを踏み込んだ時に圧縮は感じ取れました。
ですので、
いい圧縮OKと仮にします。
今回の確認手順はこちら
まずプラグレンチを使いプラグを外します。
必ずサイズの合った物を使いましょう!
プラグを外す前にプラグまわりのゴミを出来るだけ払いましょう!
プラグホールにゴミが入ると大変!
モトラはCタイプ16mmのプラグレンチになります。
プラグキャップを外しレンチで緩めます。
緩める方向は半時計回り「の」の字を書く逆です。
ある程度緩めたら指で外します。
ネジ山を傷めないよう焦らす外しましょう!
プラグキャップを外すときはキャップ部を持ち
外しましょう!コードの方をもって外そうとすると
コードが抜けたりと、破損する場合ありますよ!
プラグを外したら
まずはプラグの状態確認!
![モトラ](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2021/01/wp-1611757873958-1024x576.jpg)
よくプラグ先端がキツネ色がになっているのが適正
とか言われます。
なかなか分からないと思いますので
グーグル先生に聞くのもアリだと思います。
プラグはエンジン燃焼の状態を色々教えてくれますよ!
話が逸れましたが、
次に外したプラグキャップに
再びプラグを装着します。
そしたら安全のために燃料コックを止めておきます。
(超稀にプラグホールに火が付きます!
バイク屋時代に一回だけありました(笑))
あと、まわりにガソリン等漏れていないか、
よく確認して下さいね!燃えます。マジで。
安全の確認が出来たら
続いてメインスイッチONの状態にして
エンジンの金属部、またはフレームの金属部にプラグの
ネジ山部を軽く接触させます。
この時自分の手は必ずキャップ部(絶縁部)を持ちましょう!
20000Vのスパークで痺れます(笑)痛いよ!
この状態でキックを踏み込みます。
プラグを外している状態なら手でも
キックを降ろせると思います。
この時にプラグ先端にスパークが起これば
取り合えすOKです。
![モトラ](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2021/01/wp-1611757873923-1024x779.jpg)
今回のモトラは問題なくスパークしました。
コレでいい圧縮と
いい火花は取り合えすOK!
問題なければプラグを付けておきましょ!
プラグをエンジンに着ける際は出来る限り手(工具を使わず)でつけましょう!ネジ山を壊してしまうと大変です。締めるときだけ工具を使い、締め過ぎは厳禁です。
続いていい混合気を何とかすればエンジンは
かかりそうです~!!
④いい混合気(キャブレター)
![モトラ キャブ](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2021/01/wp-1611758587862-1024x576.jpg)
さてさてー
ココが問題す!!
今回のパターンでは
すでに燃料系トラブルが勃発しているんです。
まずは燃料タンクがめちゃサビ。
![モトラ タンク](https://muddyboys.net/wp-content/uploads/2021/01/wp-16104587503431494311368531564088-576x1024.jpg)
この時点でキャブレター内にザビが流れている可能性大で、
この場合キャブレーターを点検しないとです。
しかも何年も動かさず長期保管・・・
かなりヤバイ状況と思われます。
キャブレターに関しては
ちょっと長くなりますので
次回キャブレター取り外しから分解編で
アップしようと思います。
ではでは~