
こんちわ―MUDDYです。
通勤に、遊びに、
と大活躍の我が家のジムニーJA11
なのですが、、、
長距離乗るとやっぱり体勢がキツイ
自分は、身長が181㎝なのですが、
とにかく膝とハンドルが近すぎて
とにかくペタルの操作がしづらい!!


もうブレーキに足を置くと
ハンドルまわりまで3㎝くらいです、、、

この圧迫感が乗りづらさ&疲れ
を強調しちゃってます。
どうにかならないものかと調べてみたら、
シートレールをちょっとの加工で
座席をもっと後方へさげられるとの事!
「これは試さないと!!」
そんな訳でさっそく加工してみました!
ちなみに今回の作業、
運転席側だけだったのですが、
作業時間は約1時間程でした。
結果は「やって大正解!」
シートポジションでこれほど変わるとは、、、
ジムニーの楽しさ倍増です!!
JA11で圧迫感を感じているオーナー様、
是非試してみて下さい!
⚠️作業は自己責任でお願いします。
必要な物
今回のシートレール加工で
使用したものを並べてみました!

・ラチェット
12mmソケット
10mmソケット
・貫通マイナスドライバー
・ハンマー
・サンダー
・グリス
と、さほど多くありません。
ちなみにサンダーは意外と安いです。
これあると金属を切ったり、削ったりと、
何かと使え便利です!!
まずはシート取り外し
作業その①
まずは、運転席をとめている
座席下側のボルトを外します。


赤矢印の所に12mmのボルトが
4か所あり、
これを外せばシートが
シートレールと共に外れてきます。
背もたれ側のボルト(写真2枚目)を外すには
シートを最大限前側にスライドさせます。

そうしますと12mmのボルトが出てきます。
ここまではホントに簡単!!

シートレールを外す
作業その②

シート本体が外れたら
シートをひっくり返し
裏側にあるレールとシートを固定する
10mmのボルトを4か所を外します。

ボルトの位置なのですが、
片側はすぐわかるのですが
もう片方は位置調整のレバーを操作し、
レールをスライドさせると出てきます。


ちなみに、
シートの取付サイズですが、
ボルト穴センターで測ると、
【写真左側】
縦(前後)約315mm
【写真右側】
横幅 約385mm
でした。
参考までに。


加工1
作業その③

レールを単体の状態にして
2本のレールを加工をしていきます。

Bレールの赤い矢印部分のツメ(運転席前側)
をハンマー等を使い寝かせます。
黄色の矢印側がシート前側になります。

このツメ(赤矢印)にあたる部分で
レールの可動域を制御している
仕組みになっているみたいです。
ツメを寝かせレールをスライドさせると
レールを二分させれます。

今回の加工は、
可動域を広げ、シートレールのスライド量を
増やすイメージです。
加工2
作業その④
次の加工は切除。
Aレールの一部をカットしていきます。

👇Aレールの赤い斜線部分を慎重にカットします。

切り落とした部分が白矢印。

黄色矢印の切り込みがある部分まで
慎重にカットしていきます。
★サムライ(グラインダーの刃)かなり
切りやすい!!
加工前のストッパー(緑)は
👇写真の位置で最もシートが下がった状態です。

この状態では、
シート調整のレバーをひいて
いくらシートを下げようにも
Bレールのツメに、
Aレールの斜線部のデッパリが
あたってしまいシートが下がらない状態です。
その為、
加工により斜線部のデッパリを
落とす事により、写真②の
黄色の矢印部分まで
ストッパー(緑)をさげることが
出来るようになります。
ざっくりですが計測してみると、
20mmごと3段階で、
60mmシートがさがる感じです。
また、
写真①の切除した
黄色の矢印部分まで
同じく60mm・・・。
なら、
初めから斜線部デッパリいらなくない?
と感じてしまった。
加工3
ここまでくるとほぼ完成です。
加工3はAレールとBレールに
グリスを塗布し、組み合わせます。
次に「加工1」で寝かせたツメを
貫通ドライバーとハンマーで
元に戻します。


この加工をすることで
シートレールA・Bが
抜けなくなります。
ここでツメを起こし過ぎると
写真③のカットした部分(赤)
に強く接触してしまい
レールの動きがシブくなります。
当たり過ぎて動きがシブる場合は、
ストッパーの入る穴から
ドライバーを突っ込み
起こしたツメを少し寝かせて
干渉具合を調整をしてみて下さい👇

👇写真③の黄色の部分に
加工③で戻したツメがあたり、
抜け止めになります。

👆赤い部分はカットした場所。
組付け
組み合わせた2本のレールを
シートに取付していきます。
手順は外した逆順で、
レールをシートに
10mmのボルトにて組付け、

シートを12mmのボルトで
車体に固定すれば完成です。



お疲れ様でした!!
ボルトの締め忘れにはご注意下さい~
比較とデメリット
ここでは実際に
加工前と加工後を比べてみました。
(あくまで個人の感想ですが、
違いはかなり感じると思います)


👆まず大きな違いは、
膝部分にかなりの余裕がうまれ、
ペタル操作時に感じていた
ストレスが大幅に減りました。
(左 加工前 / 右 加工後)👇


また、
シート全体が約50~60mm位後方に
下がっています。
たったこれだけですが、
圧迫感が全く違います。
運転していて余裕が生まれ、
【疲れ】を感じにくくなりました。
個人的にはかなりおススメです!!
デメリット
もちろんデメリットもあります。
分かり切っている事ですが、
リアシートと運転席の隙間が
まるでなくなります。

もともと少ない
リアのシートスペースがさらに減りました。
ただ、
リアシートに人を乗せることが
ほぼない為、
自分の場合、今回のデメリットは
許容できるものでした。
それよりも
運転のしやすさや、
疲れにくさの方が重要でした。
あっ!
あとシートをさげた事により、
もう少しシフトノブも後ろに
下げたくなりました。
何にせよ、
今回の加工で乗りやすくなった
JA11に個人的には大満足でした。
それでは皆様も良い11ライフを~!

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